CASE STUDY
導入事例
Scroll
2024.11.11
浸透が想像以上に早く、順調に定着が進んでいます!
大成建設株式会社 様
今回は、Arch安全セーフティをご活用いただいている大成建設(株)本社土木本部土木部安全・環境推進室(以下、安環室)の宮田様と、東京支店作業所長の片桐様にお話を伺いました。
(写真は左から片桐様、宮田様)
デジタル化を進めても、管理者の課題は山積みだった。
Arch導入前の課題や背景を教えてください。
片桐様 導入前は、機械の始業前点検にWebフォーム作成ツールを使用していました。しかし、この方法ではアカウントを持たない職長や作業員が点検結果をリアルタイムで確認することができず、弊社職員が点検結果をスクリーンショットし、それをサイネージに投影するという手間がかかる作業が必要でした。この非効率な方法を改善したいという要望があり、現場が独自にシステムを開発することは難しいため、このプロジェクトを本社土木本部安環室が引き受けることになりました。私自身も、現場で過去に持込機械の申請・承認・書類管理に苦労をした経験があるので、今回のプロジェクトに対しては強い共感を持っていました。
現場を理解しているし、開発が早くて費用も高くなかった。
数あるサービスの中から、Archをお選びいただいたポイントを教えてください。
片桐様 導入にあたりArchさんを含む4社を比較検討しましたが、他社では開発要件定義の打ち合わせ時に、要望の背景を1から10まで説明する必要があり、負担が大きいと感じました。一方Archさんには建設業経験者がいるので、こちらの伝えたいことをすぐに理解してくれたこと、打合せの時点で機械の管理システム(レンタルプラットフォーム)がリリースされていたのでそれをベースに開発・運用することでかかる費用も非常に安価にできることも大きなポイントでした。
さらに費用だけでなく、他社では通常半年以上かかると言われたのに対して、Archさんは要件定義も含めて僅か2ケ月で実装できるという開発力が大きな魅力でした。
全てにおいて対応が素早く、社内との連携もスムーズだった。
導入時に困ったことはありますか?また社内への導入をどのように進めましたか?
宮田様 仕様や不具合を問い合わせた際の対応も早く、導入時に困ったことは特にありませんでした。土木全現場への導入については、安環室を中心として各支店の担当者にも協力してもらい、説明会から運用開始まで一気に進められました。
点検する側も楽だし、管理する側はもっと楽になった。
導入後の現場内での変化があれば教えてください。
片桐様 点検記録の一覧をスマートフォンからも簡単に確認ができるので、昼の打ち合わせで全体での確認や指摘ができるようになりました。点検者も楽になったと思いますが、管理者はもっと楽になったと思います。点検表の張替えや回収等で、現場に行く必要も無くなったのはいいですね。
使い方で問い合わせが来ることはほぼないですね。
Arch運用のルールがあれば教えてください。
宮田様 当社の土木本部ホームページ内にシステム概要と問い合わせ先が記載されています。各現場からの要望事項や問い合わせ内容をまとめてArchさんに報告する体制をとっているのですが、システムもシンプルで使いやすいため、問い合わせは少ないと感じています。
一緒に現場の生産性を向上させていきたい。
最後に、今後の目標やArchへの期待を教えてください。
片桐様 引き続き、Archさんとお付き合いを続けていきたいです。具体的な解決策が見えていなくても、Archさんに相談をすれば一緒に解決策を模索してくれるという信頼があります。一つ要望を上げたら、それに付随して二つ、三つと新たな機能が追加され、日々システムがアップデートされていくのを肌で感じています。