CASE STUDY

導入事例

導入事例

2025.07.15

QR点検は職人さんからも「次の現場でも使いたいですね」と言ってもらえます。


戸田建設株式会社 様

今回は、Archレンタルプラットフォームと安全セーフティをご活用いただいている戸田建設株式会社 成田市不動ケ岡土地区画整理工事の皆様にお話を伺いました。

戸田建設株式会社 左から田中様/村中様/宮本様


現場・管理者双方の課題を解消

Arch導入の経緯と導入前の課題

社内でのDX推進の一環として、Archを着工時から導入しました。

以前は紙での点検作業が主流で点検表の管理が大変な上、文字が読みにくかったり、点検記録の確認や差替えのために現場を駆け回ったりと、多くの手間と時間がかかっていました。

また、レンタル品の在庫管理も「何を誰が借りたか」が不明瞭で紛失トラブルが発生していました。

導入でその課題は解消されましたか?

点検記録の確認が格段に楽になりました。事務所からリアルタイムで点検状況を確認でき情報が一元管理されています。ラミネートされたQRコードのおかげで、点検表の差し替えも不要になり現場を駆け回る必要がなくなりました。協力会社からの持込機械の申請・承認もスマホでスピーディーに行えるようになり、業務効率が大幅に向上しました。

レンタル品の発注も、「誰が」「何を」発注したかの情報を自動で共有できるようになり発注忘れや発注ミスを防止できるようになりました。発注履歴からも簡単に再注文できるため、若手メンバーに以前に発注した物と同じもで、という依頼したいときもスムーズで助かります。

また、各社から借りているレンタル品の一覧をArchで把握できることで、滅失トラブルの予防にもつながっています。


現場全体の安全意識を高めるシステム

導入後の現場での変化

Archの導入により点検実施や記録確認が簡単になり、精度も向上したことで、現場全体の安全意識が高まったと感じています。職人さんたちからも「別の現場でもArchを使いたいね」と言っていただけるほどに好評で、点検や持込機械の申請も積極的に行ってくれています。

さらに、電話からオンライン発注に切り替えたことでカタログ内容を確認しながら能動的に発注管理を行うようになったので、レンタル品管理運用に対しての理解が深まったと感じています。

定量的なメリット

現在6名体制でArchを運用していますが、1人の元請職員に対してひと月30分程度の業務削減効果を享受できています。

Arch運用ルールや管理体制

週替わりで安全当番を決め、その担当者が点検記録の確認と持込機械の承認操作を行うルールを徹底しています。



これからの現場でもArchを使いたい

他の現場におすすめできるポイント

Archは、現場の点検業務において「これからもずっとArch一本でやっていきたい」と思えるほど便利です。シンプルで直感的な操作性に加え、点検漏れや情報の一元管理ができるようになりました。

発注に関しても、複数の協力会社へ一括で依頼を出せる機能が非常に便利で手間が大幅に削減されました。各社からの見積もりも、Excelにまとめることなくそのまま比較・検討できるため、効率的な選定が可能です。誰がどの機材を借りたかも履歴で管理できるため、在庫の把握や紛失防止にもつながっています。

点検・受発注・在庫管理と、これまでバラバラだった現場業務をArchひとつでまとめられる点が、他の現場にも自信を持っておすすめできるポイントです。


新機能の追加も期待大!

Archへの期待と今後の展望

今後は、作業手順書の作成・共有機能や、酸素濃度・硫化水素などの計測値記録機能がArchに搭載できるとうれしいですね。

その他にも各種アラート機能や他システムとの連携機能をアップデートしていくとお聞きしていますので、さらに便利に使えるようになることを期待しています。