CASE STUDY
導入事例
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2024.09.04
資機材管理のペーパーレス化の必要性を感じていた
鹿島建設株式会社 様
今回は、Archレンタルプラットフォームと安全セーフティをフル活用していただいている
鹿島建設 日立ハイテク笠戸新棟建設工事の皆様にお話を伺いました。
インタビュー: 森田副所長、小野次長、辰川工事課長代理、小谷工事課長代理、岡部工事主任、阪口様、森山様、渡久平様、藤原様
(写真は左から阪口様、森山様、辰川様、渡久平様、藤原様)
資機材管理のペーパーレス化の必要性を感じていた。
Arch導入の背景を教えてください。
導入前は資機材管理の効率化、ペーパーレス化の必要性を感じていました。
- 機材の見積表作成を効率化したい
- 在庫状況を見える化したい
- 電話注文を合理的に行いたい
- 導入前は発注先の選定のため、Excel表を作成し各レンタル会社に送付、回答いただいた内容をとりまとめて選定する業務に時間を要していました。
- 現場に何の機械が何台入っているかリアルタイムに把握することが難しく、各レンタル会社に在庫表をメールやFAXで送付してもらい、それを集計し在庫を確認していました。
この在庫表も、各社様式が異なるため、集計作業に時間を費やしていました。 - 従来の電話による注文は頼んだものと違う機械が納品されることがありました。
こういった状況を解消するためArchの導入を決めました。
課題は解消されましたか。
Archを導入して課題は概ね解消しました。
見積表の作成はシステムで簡単に行うことができ、在庫もシステムを開けばわかるので、従来の管理方法に比べ時短に繋がっています。
Arch活用で削減した時間やコストは安全管理、品質管理に費やせます。
Arch導入の定量的なメリットについて教えてください。
Archは活用度に応じて削減時間を見える化したレポートを毎月送ってくれます。
そこで報告される削減時間と実感している削減効果が近似しています。
それでも作業所全体で見ると報告内容よりさらに削減されているような気がします。
時短とコスト削減効果により、安全管理、品質管理に費やせる時間が増加しました。
変化はコスト意識の向上と、情報共有のデジタル化で現場が円滑に稼動するようになりました。
導入後、定性的な変化があれば教えてください。
特に変化として大きいのは若手職員のコスト意識の向上です。
若手職員はレンタル品に対するコスト意識が高いのですが、それが逆に作用することもあります。
例えば、コスト削減のために必要なレンタル品を借りずに作業をしたことにより、逆に人件費の方が高くなるといったこともあります。
Arch導入によってコスト全体を確認しながら注文できるので、最適なコスト感覚を持つことができるようになりました。
また、Archは発注の上長承認機能や注文情報の自動共有機能があるため、最小限必要なコミュニケーションで現場が稼動でき時短にもなっています。
職員全員が運用ルールを徹底することで、従来困難だったレンタル品管理が実現しました。
Arch運用ルールや運用体制を教えてください。
- 見積価格を確認し、地域性や営業も勘案して発注
- 承認注文のみにすることで使用用途の確認、不要なもの、ダブりの削減を管理
- 電話注文の後でも必ずArch発注を活用(電話注文したというコメントを必ず記入すること)
※緊急時を除き、できるだけ電話注文は避ける - 在庫確認を月1回以上行い、棚卸と不要材の早期返却を促す
- 使用者を記入することで、レンタル品の滅失時の処理を円滑に行うことができる。
導入が簡単で、慣れるまでのフォローが手厚いのもおすすめポイントです!
Archを他の現場におすすめできるポイントはありますか。
なんといっても導入が簡単で、費用対効果が高いのが良いです。
導入初期のシステムへ慣れる期間もArchはフォローが手厚いのもおすすめです。
また、システム全体が見やすいのも特徴で、Arch安全セーフティのデジタル点検機能も格段に使いやすく、業務の効率があがっています。