CASE STUDY

導入事例

Scroll

導入事例

2024.11.11

Archを導入したことで、残業時間削減と安全管理向上を両立できました


株式会社ノバック 様

2024年5月から3現場での試験導入が開始され、9月から土木全現場での導入を決定いただきました。現在は、建築現場での導入も拡大中です。株式会社ノバック大阪支社土木部の皆様へ全現場導入に至った経緯や運用方法についてのお話を伺いました。

インタビュー者紹介

株式会社ノバック大阪支社
左から Arch運用担当/渡瀬様 土木部姫路大阪工事部工事部長/西口様 土木部部長/松井様


社内のDX化を進める中でArchの導入を決めました

Arch導入前の課題について教えて下さい

①労働時間の削減(2024年問題対策)

働き方改革により残業時間の削減が必要となる中、若手職員を始めとする従業員の業務時間短縮が喫緊の課題でした。

②安全管理面での課題

始業前点検については紙で行っており、形骸化している部分や業者任せになってしまっていることもありました。


Archは創意工夫の大きなアピールになっています

全現場導入を決断された決め手はどのような点ですか?

①試験導入3現場から導入効果を確認できた点

「安全セーフティの導入によって削減された時間を他の業務に費やす事ができる。」
「点検漏れがあった場合は直ぐに協力会社に指示ができる。」
「若手職員の業務時間が短縮できている。」
等のポジティブな意見が試験導入した現場の従業員から挙がり、Arch導入前の課題を解決できると判断しました。

②現場の費用対効果が高い点

Archは機能に対して、コストパフォーマンスが良かった点も決め手になりました。各現場においても費用対効果が高いと感じています。

③現場の創意工夫において大きなアピールとなる点

重機等の始業前点検が看板と携帯電話で出来るのは、見た目も格好良くて役所等からのウケが良く、大きなアピールとなります。


現場に最大限活用して貰えるような伝え方を工夫しました

全現場導入を成功に導くための施策、現場への案内方法について教えて下さい。

①試験導入現場からの声の発信

全現場導入が決定した旨を一方的に現場へ伝えるのではなく、各所長に前向きな姿勢で取り組んでもらえるよう、所長会議の中で試験導入現場からの声を発信してもらいました。

②専任の担当窓口の設置

現場とArch双方の橋渡しを担う、専任のArch運用担当を設置しました。
現場からのよくある質問をもとに、ノバック側でも社内用マニュアルを作成しました。それにより初期登録に関する質問については導入当初と比較して減少しています。

③Arch側からのフォロー

・Web合同操作説明会を開催
・現場からの質問内容に対して対応

現場向けのWeb合同操作説明会を2回に分けて実施し、各現場社員には参加可能ないずれかの日時に出席してもらいました。操作が非常に簡単で分かりやすいため、約30分のWeb合同操作説明会で、基本的な操作方法については十分理解する事が出来ました。


導入後もフォローが丁寧で助かっています

Arch側のフォローへのご感想を教えて下さい。

質問した際にはすぐにご対応をいただき、質問内容によっては画像等も使用しながら丁寧に回答いただけるので、非常に助かっています。

導入当初は戸惑う声もあったかと思いますが、徐々に運用方法が確立されていっているのではないかと感じています。


今後の開発にも期待しています

今後Archに期待する事はございますか?

各現場からもいろいろな要望が入ってきており、今後の開発も検討いただいているかと思いますのでリリースを楽しみにしています。また、引き続き現場へのフォローも一緒によろしくお願いします!


続いて、実際に試行現場として導入をいただいた
目川耐震補強作業所 竹下所長、尭部様、稲垣様にお話を伺いました。

人物1

竹下 展広 様

人物2

尭部 佑太 様

人物3

稲垣 秀祐 様


Archは誰でも簡単に使える

貴社の試行現場としてArch安全セーフティを導入するにあたり、懸念点はありましたか?

稲垣様 紙ベースでの点検であったり、アナログなやり方に慣れている方が多い為、デジタルツールの導入に対してハードルを感じていました。

尭部様 協力会社を含め年配の方が多い為、最初の心配はありましたが結果的にデジタル点検への切り替えはスムーズに進みました。


点検記録確認が大幅に効率化

Arch導入以前、点検管理で手間がかかっていた作業はありましたか?

竹下様 紙の点検表を使っていた時は、職員が点検記録を確認し、その後に所長の私が確認するという流れで、点検記録の集計や共有に時間がかかっていました。紙のファイルを毎回確認するのは面倒でした。

Arch導入後、その手間は解消されましたか?

竹下様 はい、Archを導入してからは毎日の点検記録が自動でメール通知され、すぐにシステム内で確認できるようになりました。非常に助かっています。


点検表の配布や集計が不要に

Arch導入によって得られたメリットについて教えてください。

稲垣様 日々の点検表の補充や月末の集計作業が、タブレットやスマホひとつでできるようになりました。また、従来は重機の点検後に点検用紙を所定の場所に戻し、再び現場に戻るという無駄な往復がありましたが、それもなくなりました。紙の消費を抑えられることもメリットだと思います。

尭部様 やはり、点検確認の時間が大幅に短縮されたことが一番のメリットです。


役所やパトロール担当者も注目

導入後、社内外での変化はありましたか?

尭部様 役所や社内のパトロール担当者も興味を持たれることが多いですね。

竹下様 実際、他社のNEXCO関連の現場でもArch安全セーフティが導入されており、推奨事例として資料が回ってきたことがあります。


協力会社や職人さんの利用経験が増えることを期待

今後、Archに期待することや要望はありますか?

稲垣様 新しい現場で使う際、協力会社や職人さんにArchの利用経験がある方がもっと増えて、導入の説明が不要になれば理想的です。利用が広がるにつれ、システムもより使いやすくなることを期待しています。

尭部様 今回の現場では工期途中からの導入でしたが、次の現場では着工からArchを活用して、より効率的に運用していきたいです。


着工からArchを利用し、最大限活用していきたい

次の現場でもArchを使いたいですか?

尭部様 はい。弊社でも全現場での導入が決まっていますし、個人的にも非常に便利だと感じています。今回は工期途中での導入でしたが、次の現場では最初からしっかり管理体制を整え、活用度をさらに高めていきたいです。

Arch 着工から導入いただく現場、工期途中から導入いただく現場、どちらもしっかりご活用いただけるよう私達もサポートして参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。